2018年2月19日

楽園を追われた子ども

吾は乞う

吾らの乞うた、かの楽園を



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アジス・ラーに浮かぶ人工島、フラクタル・コンティニアム。

アラグ帝国の技術(とくに軍事技術)の結晶を納めた博物館であり、どうやら戦艦でもあったらしい、じつに興味深い施設です。

かつて私もここを訪れ、見物旅行を楽しんだものです。



さて、最近、ふたたびこのフラクタル・コンティニアムへ行ってくれとの要請が入りました。

依頼主は、シド社長と愉快な仲間たちでおなじみ、ガーロンド・アイアンワーク社。

危険がいっぱいのこの施設を彼らが監視していたのですが、新たに異常なエネルギー反応が観測されたそうで、内部のようすを見に行ってほしいと頼まれました。

オッケーオッケー。


おじゃましまーす!








さて、突入してまもなく発見しました。

アジス・ラーに不似合いな、木造の建造物と大きな布袋。


ムムム、これはイクサル族の気球!

黒衣森の北部森林やクルザス中央高地で見かけるものですね。


しぼんでいるのは初めて見たかも。






散策していると、航行日誌の切れ端を見つけました。

内容からすると、イクサル族の飛行士が書いたもののようです。



目指せ楽園「アヤトラン」、かあ・・・

イクサル族がフラクタル・コンティニアムに来ちゃったかあ・・・




なんだこれは・・・

生物? 機械?


博物戦艦の内部は、以前来たときに比べて、破壊が進んでいました。

どうも戦闘があったようです。


気をつけないと。






金属光沢をもった巨大な生物のようなものが何体も、打ち倒されて床に転がっていました。

魔法と科学を組み合わせた「魔科学」で、エオルゼア地域の覇権を握ったアラグ帝国。

この生物(?)も、魔科学兵器だったのでしょう。




つまり、イクサル族の侵入に防衛システムが反応した結果の「異常なエネルギー反応」だったのかな?

イクサル族の飛行士がこれらを倒した・・・?






侵入者と思しきイクサル族の飛行士を発見しました。

私には目もくれず、とあるキメラ生物の展示に釘付けになっています。


気づいちゃったかあ・・・





説明パネルには【キメラ生物「イクサリオン型」。高い知性を有する、アラグ帝国空挺師団用合成獣。環境変化に弱く、遺伝子異常が生じやすい欠点を持ちます】とありました。


細く締まった体つき、小さな頭に、2本の短い角。

なるほど、よく似ています。



楽園を探してたどり着いたという彼は、この展示に少なからずショックを受けたようです。

だよねえ。







航行日誌の切れ端を、また見つけました。

イクサル族の気球は、飛行中に空賊に襲われたそうです。






気球の近くに、ブロンコ級の飛空艇が2隻、停泊していました。

空賊たちは、気球を追いかけてここまで来たんだね。




こちらがその空賊でしょう。

パンクな格好で武装した男たちが何人も、武器と共に倒れていました。



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そうそう、奥へと進むイクサル族の姿を後ろから追いかけていたときに、彼が「どうして俺はバケモノどもに襲われねェんだッァ!?」と言っていたのを耳にしました。


意外なことに、生物兵器たちは空賊たちだけを「侵入者」だと判断し、攻撃・排除したのです。

その際の戦闘が「異常なエネルギー反応」としてガーロンド社に検出されたというのが事の次第のようです。



つまり、イクサル族の彼は「施設内の展示物」だと認識されたわけで・・・



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