Departures

ブログを始めよう、ブロガーになろう


楽しい冒険の日々を送っていて、誰かにこの楽しさを伝えたいと思うことはありませんか?

もしそんな気持ちになったら、ブログを始めてみるのはいかがでしょうか?

ブログを始めるのはそれなりに大変だけど、
あなたにとって、新たな楽しみ、出会いのきっかけ、
そしてとてもやりがいのある遊びになるかもしれません。

というわけで本稿は、ブログを書いたことのない方を対象にした、
「ブログを始めよう」というお誘いの記事です。

とても長いので気分が盛り上がったときにご覧ください。


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もくじ

ゴールドソーサー何か見上げるララフェルふたり。なにがあるの?
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まずはブログを始める楽しみについてご紹介しましょう。



ブログ運営でどんな楽しみがあるの?

ブロガー生活を始めてから気づいたのですが、単なる冒険者でいたときよりも、
色んな点で濃厚で充実した、楽しい冒険者生活になりました。
代わりに生じた手間もありますが、それを補って余りあるほど、
ブログを始めて良かったなーと言える経験になっています。

以下では具体的にどんな楽しみが私に訪れたかを紹介していきます。



自分のおもしろいと感じたことを共有できるようになった
同じことをおもしろがる人を見つけることができた

ブログというものの本質的な目的は、自分がおもしろいと感じた何かを知ってもらうことです。

それは冒険の中の発見であったり、愉快なおともだちとのやり取りであったり、
手強い敵との戦いであったりと、ブロガーさんによってさまざまです。
この目的が果たされたとき、代え難いほどの喜びを味わいます。

記事に対して読者さんから「おもしろかったよ」とコメントをいただくことがあります。

その読者さんは記事に書かれたことを前から知っていたのかもしれません。
そうだとしたら、自分と同じ興味を持った方に出会えたということです。

あるいはその読者さんは、記事がきっかけで新たな楽しみを知ったのかもしれません。
そうだとしたらその記事は、その人の生涯に小さな喜びを与えたということです。

どちらにしたって、素敵なことだと思いませんか?



もっと世界をじっくり感じるようになった

ややもすると「効率重視のレベル上げ生活」になりがちな日々の冒険者生活。

ふと、「あれ? なんだこれ?」と小物や景色の面白さに気付いたのがきっかけで、
私はブログを書き始めました。

私の場合、おさんぽと発見をブログのテーマにしたことで、
やがて日々の冒険が、「取材旅行」や「見学」の色を帯び始め、
そして本来の「冒険」らしさを取り戻し始めました。

目を皿のようにして世界の彩りを眺め、そこでの暮らしを夢想する。
もっと言えば、音や匂い、温度や湿度、味を感じながら生活しているのです。

かつてよりも、「私はここに生きている」と感じています。



眺めていたのはサボテンダーのマスコットモニュメントでした。おっきいねえ。
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他のワールドの冒険者と話す機会ができた

この点については、プレイヤーズミーティング 2015 Springのイベントが大きなきっかけとなりました。

私のところなんて無名に近いブログなのに(なので)知名度向上のために思い切って参加し、
多くの冒険者さんたちの前でブログを紹介する機会をいただいたわけですが、
同時に他の有名ブロガーさんたちに顔合わせするチャンスにもなりました。

畏怖すべき大先輩ブロガーたち、と思いきや、みなさん大変気さくで、
その後もいろんなイベントの機会に呼んでもらえるようになりました。

「思い切って参加」が何より大事だったように思います。


ちなみにこの機会に、すくえあえにっくすという神様にもマークされたようです。
とくれせんたぼーび。



ちやほやしてもらえるようになった

あなたはお気に入りのブログがありますか?
もしあるのなら、あなたはそのブロガーさんのことをどう見ていますか?
「余裕がある人・魅力の多い人」 「あこがれのブロガーさん」
そんなふうに見えませんか?


野原を歩いていて・マーケットボードを眺めていて・魔物と戦っている最中に…
見知らぬ人からふいに「はじめまして!ブログ見ています」と、応援の言葉をもらうことがあります。
ときには「あの記事が良かった」と言ってもらえたりして、この上なく嬉しい気分をもらいます。
まれに芸能人のような扱いを受けることもあります。


その人はどうして面識のない私に話しかけてきたのでしょうか?
もしかして、私は自分が思うよりも魅力的に見えているのでしょうか?


経験的には、読者というものはブロガーに対して「冒険ができ、ブログも書ける人」と見なす傾向があるように思います。

たとえ私自身が自分のブログを「冒険のかたわら書き散らしている日記」くらいに認識していたとしても
読者はそう思わないかもしれません。

本人がそのつもりがなくとも、ブログを気に入った読者にしてみれば
「余裕がある人・魅力の多い人」 「あこがれのブロガーさん」に見えているのかもしれません。

照れくさいし申し訳ないし、ちやほやしないでーと言いながらも、
嬉しい気持ちはやっぱりあります。
まんざらでもありませんのでこれからもよろしくお願いします。





自分のために生活する時間が増えた

少し消極的なメリットに聞こえるかもしれません。
それは、独りで居たいときの言い訳ができた、というもの。

毎日が上機嫌とは限らなくて、だからこそ上機嫌になるためにさんぽしたいという日もあります。
仲良しのおともだちとずっとおともだちでいるために、少しだけ独りの時間が欲しい。
そういうときです。

そんなときにさんぽして出会うのは、自分の心配事とは無関係に揺れる花々、
暮れていく草原の景色、ぶらつく野生動物。

景色のひとつひとつの表情に気を取られ観察しているうちに、
気になっていた心配事がどうでもいいものになってしまうのを待っている。

「いつも一緒に遊ばなければならない」みたいな負担感を、自分も相手も、持たないですむように、
そんな時間を求めているときには、「取材してくる」と言い置いて出かけます。

もちろん、単に取材しに行っているときもあるのだけど。





(霧が出るのをずーっと待った…!)

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冒険者向け「ブログの作り方」


「ブログを始めてみたい!」
そんな気になりましたか?

「でもどうやって始めたらいいのかわからない…」という方のために
ここからは、ブログを書き始めるまでにすることを、順を追って書いていきます。

ただ、いくらでも他の方法もあるはずです。
あくまでこんなブログを書き続けている一ララフェルの意見だと思ってご覧ください。


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したいことを考える

あなたが伝えたいことは何でしょう?

あなたが伝えたい相手は誰でしょう?
知っている人? 知らない人? 伝えたい人数は?
あるいは誰にも伝えずにひっそりと書き残したい?

どんな言葉で伝えるのが良いでしょう?
おもしろおかしく笑ってもらいたい? わかりやすく知らせたい?
多少難解でも正確に記録したい?

写真、イラスト、動画は使いたい?

どのくらいの頻度で更新したい? どれだけの期間でどれだけの情報を詰め込みたい?
それともゆっくりのんびり、とにかく続けることを優先したい?


なるべく具体的に考えましょう。


そしてたくさん考えたら、いったん冷静に考えを整理してみましょう。
考えを整理するときにだいじなポイントは二つ。

まずは「どう実現するか」
発表しない情報は誰にも伝わりません。
「記事を書く」と「書かない」のほかに、「どちらでもない」はありません。
書きたいのであれば、どう書くかを考えましょう。

したくても自分には難しいことがあるなら、すぐに諦めるのではなく、
調べたり、誰かに聞いたり、頼んでやってもらったりすることを考えましょう。

もう一つは「果たしてブログが最適か」
表現力、構成の自由さ、記事の振り返りやすさに優れたブログ、
速報性、手軽さ、何よりコミュニケーションしやすさに優れた各種SNS。
あなたの伝えたいことや伝えたい相手は、どの方法が最も合っていますか?


してはならないことは基本的にありません。
しなければならないことも何一つありません。
したいことを考えましょう。



他の人のブログを見る

すでに世の中にたくさんあるブログを見てみましょう。

まずはどれか一つブログを見つけて、いくつか記事を読んでみましょう。
それから、そのブログからリンクされた他のブログを見てみましょう。
そしてそのまた次のブログも見てみましょう。

それらはあなたにとって、どんなブログに見えますか?

話題がたくさんあるもの、ごく限られた情報に絞って載せているもの。
自分の言葉で書いたもの、誰かの言葉をまとめたもの。
生活感のあるもの、辞書や事典のようなもの、淡々と記録するもの、情熱的なもの。

個性豊かに、いろいろなブログがあるはずです。

また個々の記事を見ても、さまざまなものに出会えるでしょう。
たとえばこんなものがあります。
  • 攻略情報:バトル・採集・製作技術
  • イラストやマンガ
  • 写真加工
  • エオルゼア世界観を調べた事典のような記事
  • 日記
  • ファッション記事
  • ハウジング・家具いじり
  • 掲示板での議論をわかりやすくまとめて紹介
  • 愚痴や悪口をまじえた痛快な口撃

何を書いても良いのです。
あなたはどんな記事を書きたいですか?


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ここまで来ると、「誰かが同じことを既にやっているのではないだろうか…自分が新しくブログを始める意味なんてないのでは…」と弱気になってしまうかもしれませんね。

しかし、あなたが書いた記事が、たまたま既に誰かが書いた記事とまったく同じ記事になることはあるでしょうか?
そう心配しなくてだいじょうぶです。

でも盗作はダメですよ。
盗作を一つでもすると、あなたが書いた全ての記事の価値が低く見られてしまいますからね。



ブログのタイトルを決める

ブログに最小限必要なのは、タイトルと記事です。

タイトルとは、私のブログでいえば『はばたけ!リムサっ子』です。
それぞれの記事のタイトルとは別物です。

書きたい記事に合うような、素敵な名前をブログにつけましょう。
読者があなたを記憶するときは、著者の名前とブログタイトルのどちらか覚えやすい方で記憶します。
「みよよさんのブログ」 または 「『リムサっ子』を書いている人」という具合です。


なお、トラブルや読者の混乱を避けるため、
他のサイト・出版物・商品名などと同じ名前/紛らわしい名前はなるべくつけないようにしましょう。
それには、思いついたタイトルをキーワードに入れて検索してみると良いです。



自己紹介/プロフィールを書く

誰が書いたかを明らかにしましょう。
愛称でもペンネームでも構いません。
Lodestoneにあるアルファベット名よりも、読みやすい名前で自己紹介したほうが良いでしょう。

自己紹介があることで、読者はあなたに親近感を持って読むことができます。

会いに行きたいと思ってもらえるかもしれません。
取材が楽になるかもしれません。


また、自己紹介をすることで自分自身にプレッシャーをかけておくのにも役立ちます。

当初の気持ちでは、ブログ上でははしたない真似をしたくないと思っていたと仮定します。
しかしそれを忘れたころに、何かのきっかけで感情が爆発して、
怒りや暴言や、イヤラシイことを書きたくなるかもしれません。
そんなときでも、あらかじめ名前が出ていることで、
「こんなこと書いちゃだめだ、冷静になろう」と抑止力が働くことにつながります。



ブログサービスを選ぶ

あなたの書いた記事をブログという形で世の中に公開してくれるサービスを「ブログサービス」と呼びます。
たくさんのブログサービスがあり、その多くが手軽に体験できます。

ブログサービスの選び方の、主なポイントはこんなところでしょう。
  • 無料か有料か
  • データ容量の大小
  • 自分のイメージするブログのデザインが作れるか
  • 更新作業やデザイン変更が楽か
  • コメント欄の使い勝手(読者の視点で!)
デザインについては、そのブログサービスを使っている他の人のブログを参考にすると良いでしょう。

あなたのしたいことができるブログサービスを選びましょう。



写真や動画、イラストなどを用意する

写真やイラストやマンガはぱっと目に入ります。
まるで幻想図書館の景色が、そこにある本の内容よりも記憶に残るように、
目に映る情報は、ときに文章をたくさん書くよりもずっと強い印象を与えることがあります。

目的に合わせて利用しましょう。


エオルゼアでの写真撮影はスクリーンショット(SS)という方法が便利です。

「スクリーンショット 撮り方」 「スクリーンショット 取り出し方」などのキーワードで検索して
あなたに必要な方法を調べましょう。


動画を使うともっと情報量を増やせます。
ただ、動画は写真とちがって再生時間をかけさせるので、
わざわざ再生して見てくれる人数は多くないと思ってください。



「下手の考え休むに似たり」と書いてある。どういう意味だろう。
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いくつか記事を書く

そろそろ書き始めたいですか?
ではまずは、3件くらい記事を書いて肩慣らしをしましょう


頭をふりしぼって、調べ物をしながらじっくりと。
あるいは勢いのまま流れるように。

楽しかったできごとの興奮冷めやらぬうちに。
あるいはずっと前のできごとを、その後の解釈と絡めながら。

文章を。
画像を。

読んでもらいたい相手の顔を思い浮かべながら。
あるいは誰のためでもなく、独善的に。

何を書くか、どう書くか、すべては自由です。



ただし、自由とはいえ、どうせなら誰かと衝突を起こさないように配慮しましょう。

読んだ人に失礼にならないか、悲しまないか、不快にならないか。
誰かの利益を冒さないか、誰かに損失を与えないか。

せっかく始めたブログが、衝突によってやる気を削がれてはもったいないでしょ。



ブログの見た目を整備する

いくつか書いた記事をサンプルとして、見やすいブログになるように
レイアウト設定をいじりましょう。

文字の色や大きさ、背景の色、記事の枠などいろいろなものを変更できるはずです。

写真/イラストやバナー(リンクアイコン)も、見やすくなるように調整しましょう。

たくさんの項目をいじった結果、どうするのが良いのか悩んでしまったら、
あらかじめ用意されている書式(テンプレート)を少しいじったくらいにしておきましょう。
そうすることで、「読みやすく、オリジナリティもある状態」にできます。


ほかのブログのレイアウトを参考にするのも良いです。



読んでもらう

生まれたばかりのあなたの記事は、黒衣森の土の下に芽生えたばかりのキノコのように、
誰からも見つけることができない状態にあります。
意見をもらうためにも、そして読者確保のためにも、なんとかして最初の読者に見てもらいましょう。
  • おともだちや家族にブログを見てもらう
  • Lodestoneの日記で報告する
  • ブロガーさんに連絡を取って見てもらう
  • パーティ募集掲示板に書き出す

慣れないうちは、公開してはまずいことをうっかり書いてしまうかもしれません。
まずはよく知っている少人数に見てもらい、
記事が充実してくるに従ってあまり知らない大勢へと、読んでもらう対象を広げていくのが良いでしょう。

私がしたように、多くの人にアピールできるイベントがあれば、
それに参加するのもおすすめです。

イベントを自ら開くのもおすすめです。
他の人の意外な活動を知ることができるかもしれません。



記事を書き続ける

私のブログのように、継続して執筆するタイプのブログであれば、
記事を50件書くことを目標にしましょう

書くペースは何でも構いません。1日1件でも、2日に1件でも、10日に1件でも。
とにかく、三日坊主にならないようにしましょう。

記事の数が充実してくるに従って、あなたの使った言葉が増えていくはずです。
言葉が蓄積されてくると、検索にかかりやすくなり、
自ら宣伝をしなくてもより多くの読者に見てもらえるようになります。


自分の中から出る考えだけで50件も書くのはとても難しいことです。

記事のために外部の情報を利用する機会が増える人もいるでしょう。
文献を調べると、もっときちんと正確な内容を書きたくなったりします。

調べることはせず、あくまで自分の言葉だけで書いていくのも良いでしょう。
語彙を増やしながら、その語彙に縛られて書くことで、あなただけの文章ができあがっていきます。

いずれにしろ、試行錯誤するうちに自分らしいスタイルが固まってきて、
読者に与える安定感や信頼感に貢献します。

いつ中断するかわからない、冷や冷やさせるブログから、
とにかく書き続けることで、安定感のあるブログへと変わっていくのです。

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ただし、珍しい形ですが、一定の記事数で完結する予定のブログであれば、
スケジュールと内容構成を考えながら、きちんと完結することが目標となるでしょう。



ポリシーを決める

前項で出た「スタイル」や、ルールと言い換えることもできます。
ブログの方針と、ブロガーとしての方針をそれぞれ定めることで、
ブログ/ブロガーとして読者に与える安定感と信頼感に貢献します。


ブログの方針(例)
  • 内容(テーマ)
  • 内容のルール(文体、書くこと、絶対に書かないこと…)
  • 更新頻度
  • コメントを受け付けるか、受けるとしたら返信するかしないか
  • 宣伝するかしないか:見てもらいたい読者層を見据えて宣伝する

ブロガーとしての方針(例)
  • SNS上での口調・応対ルール
  • エオルゼアで会うときの態度・応対ルール

読者の一部は、ブログの記事を楽しむだけでなく、それを書いているブロガーに親しみを抱きます。
ブロガー自身がポリシーを持って執筆活動や宣伝活動などをすることで、
ファン心理が安定し親しみやすさが増します。

ポリシーを明示する必要こそありませんが、一貫性のある行動をしましょう。

なお、「徹頭徹尾、私は一貫するつもりはない」 「断固として私は右往左往する」というのもアリです。



見てもらえたのか知る

せっかくブログをつくったのなら、少しでも多くの人に見てもらいたいと思い、
アクセス数やページビュー数が気になってくるかもしれません。

そんな気持ちに応えるツールとして、ブログサービスに付属のものから後付けのオリジナルのものまで、
多種多様なアクセスカウンターがあります。

後付けのカウンターなどは「ブログパーツ」といったキーワードで検索することで出会えるでしょう。
デザインや目的に合ったカウンターを利用してみましょう。



ブログパーツをブログサービスに組み込む方法は少し難しいかもしれません。
ブログパーツの説明書きを良く読んで、検索も使いながらその使い方を調べましょう。


アクセス数を一般公開する必要がない場合、たいていは設置する必要はありません。
ブログサービスの多くがアクセス数などを自動的にカウントしてくれるはずです。

よく似たものにアクセス解析と呼ばれる別のツールがあります。
アクセス数だけでなく、自分の記事へのアクセスもとなどの情報を見えるようにしてくれます。
必要に応じて使いましょう。


アクセスカウンターの使う上での注意点ですが、
アクセス数をブログの価値だと勘違いしないように注意しましょう。

なぜなら…

繰り返し見ないと理解が難しい難解な情報や事典のような記事はアクセス数を稼ぎます。
何度も読みたい美しい文章がある一方で、
一度見たら忘れないほどおもしろおかしい記事は、二度読まなくても楽しい気分が続きます。
どちらの価値が高い/低いというものではありませんよね。

もしあなたが誰かから、アクセス数が少ないことを理由にあなどったようなことを言われても、
「可哀相な人だなあ」と思って優しくしてあげましょう。




豊作じゃあ!赤い何かが豊作じゃあ!
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執筆者として気をつけること

ブログを書く上で私が気をつけている点を少しだけ紹介します。



読者を不快にさせない
言葉の意味は受け取った人が作るものです。
言葉を発した側の意図と違っても、受け取られた形が最終形になります。
つまり、会話には誤解が付きものです。

誤解が生じるのを避けたければ、相手を不快にさせる表現はできるだけ避けた方が良いでしょう。

それに役立つ小手先のテクニックとしては、「逆接/否定文/否定的表現をなるべく避ける」のが便利です。

  • 逆接: 「~ですが~」「~だけど~」「~にもかかわらず~」のように反する意味の2文をつなぐ方法
  • 否定文: 「~しない」「~ではない」…
  • 否定的表現: 「嫌だ」「不快」「つらい」…

これらは文章を読みにくくする上、無意識のうちに否定的な印象を与えます。
「~すると良い」「~してほしい」など、希望/要望の表現に言い換えることで、
与える印象を変えることができます。



さて。


本項の中に、「逆接/否定文/否定的表現」は見つかりましたか?
受けた印象はどうですか?



盗作をしない/盗作と疑われる素材を使わない


ふだんから文章を書いて見てもらうことをしている人々が、共通に守っているルールです。

ルールを守るも破るも自由ではありますが、自由には責任が伴います。
ルールを守っている人たちの社会で生きるなら、破らない方が楽に過ごせるのでオススメです。
難しいことを考えたくないからみんなと同じようにしておけば安心だ、というのでも十分です。



文章をまるまるどこかから借りてきて、まるで自分が書いたかのように記事にすると、
盗作と呼ばれてしまいます。
写真や動画、イラストやマンガも同様です。
「情報を生む人」としての信用がなくなる行為です。

前述したように、一度でも盗作が疑われると、あなたが書いた(これから書く)全ての記事の
価値が低く見られてしまいます。


では、誰かの書いた文章や素材を使うことはできないか、というとそんなこともありません。
盗作する代わりに、「引用」をすれば良いのです。

盗作ではなく引用にするには、以下のかんたんなルールを守るだけです。
1) その素材を改変することなく掲載する(文章の省略はOKだが省略したことを明記)
2) もともと誰が、どこに、いつ掲載したものか、を欠かさず明記

たとえばこんな具合です(↓)。

それさえ面倒なら、こんな具合にリンクしてしまいましょう(↓)。
 「@Miyoyo_Yoyoさんが役に立つことを教えてくれた!」



ながいゃろ」 すいません

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(2015年8月10日 初稿)

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