2017年8月28日

虹の足元は資源の宝庫

地より湧きし血 茜の光

黄な木 みどりご 若葉を経たり

青き空の尾 切れたりふつり

藍せる殿御ぞ また逢わめ



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ヤンサ地方の北部、七彩渓谷にやってきました。

渓谷の名前にもなっている「七彩溝」は、やっぱり絶景ですよね。

初めてここに来たときに、あっけにとられました。



この地の伝承によれば、「ドマの若殿に恋をした天女が、彼を天上へ誘うため虹の橋を下ろした。ところが天上の神々は『下界の者を無断で連れてきちゃだめ』といって、若殿様が登りきる前に橋を砕いてしまった。」とのこと。

そうして地上に降り注いだ虹の橋の破片が、この七彩溝になったというのです。


天女もかわいそうだけど、登る途中で空から落っことされた若殿様はもっとかわいそう。


ちゃんと引っ越し願いを申請して許可を取ればよかったね。









いやいや、絶景かな。


・・・


んん?

7色では・・・ない・・・?







角度を変えて見てみよう。

日の光が水面に反射しないところへ移動です。








いち、に、さん、・・・10色?

7色よりもっとあるような気がします。



とすると、七彩溝の「七」は、「7色」というよりも、「たくさん」という意味なのかな。







遠目に見て、棚田になっているのかと思っていましたが、近づいて見ると植物の気配はなし。

むしろ温泉とか、火山のような雰囲気です。赤いせいかな。


池の底や岸は、水に溶けた謎の成分が析出しているのか、石のような固さです。

すくって飲む気にはなりません。



そうそう、河川の流入はなくって、ここの水はどこからか湧いているようです。






近くにいた人が言うには、やはり地上に露出した結晶が水に影響したのだとか。

色が付いているのは水そのものなんだね。






黄色に見える2つの池。

高い方がより赤みを帯びてオレンジ色、かな。


あちこちにある灰色のチクチクした岩みたいなのが、結晶(クリスタル)のようです。






緑色の池も、グラデーションとなって、黄緑から青まで変化していきます。


水は少しずつあふれて下へ落ちていくのかな。

もしそうなら、下の方ほど長くクリスタルの影響を受けているってこと?


私やチョコボも、ずっとここにいたら変な色に・・・







一番下の2つの池も、高さの違いと色の違いがありました。

藍色から紺色へ。


微妙な違いだけど分かってもらえるでしょうか。






池の岸に、木組みの建造物がありました。

屋根つきのあずまやのような。

ひと休みして景色を楽しむための場所かな?


でも、屋根がすかすかだなー。







ぜんぜんちがった・・・ドマの城下町とアジムステップをつなぐ木道が、壊れて途切れていただけでした。


木道の上からなら、酔っ払って凶暴化したナマズオに襲われることもなく、ゆっくり見物できるでしょうね。

再建が待たれます。


いつの日かヤンサも、庶民が観光旅行できるくらい平和になりますように。






ぼやぼや見ていると日が暮れてしまいました。

谷あいなのですぐ暗くなります。


エオルゼア諸国で見ることのできる、地表に露出したクリスタルと同じく、ここのクリスタルもぼんやり光を放って、夜道を照らしてくれました。

池の色は見にくいけれど、クリスタルの光が揺れる水面にキラキラ反射して、瞬く星空のようです。

きれーい。

夜のおさんぽにも良いじゃない。






さっきの人にまた話をきくと、役に立つ情報をくれました。

クリスタルは鉱物資源として使われ、あの飲んでは危なそうな泉水も傷を癒すのだとか。


観光資源であり、鉱物資源であり、療養にも使える七彩溝。

なるほど、まさに天の恵みです。



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