2015年8月24日

生放送を観覧して吉田Pと会って飲んできた



(本日の記事はいつもと違ってメタ的情報を含みます。それとだいぶ長いです。ご了承ください)




何がどうなってそこに至ったのかもわからないまま、私はウルダハの町を歩いていました。
一休みに入った店で頼んだ冷たい飲み物があっという間に熱々に煮えてしまうような、そんな暑い日でした。

あまりの暑さのせいか、次第に頭が朦朧としてきました。
そしてついに私はフッと意識を失った、のだろうと思います。



やがて穏やかな涼しい風と、ざわざわ聞こえてくる声に気が付くと、そこは乾燥したウルダハの町ではありませんでした。
なんと私は森の中の花畑にいたのです。

あたりを見渡すと、私と同じように意識を取り戻したばかりと思しき冒険者たちが頭を抱えてぼんやりしていました。

さらにその周りでは、神と呼ばれる存在たちがせかせかと動き回り、
あちこちでおしゃべりしているではありませんか。



(なんだこれは・・・)と考えると、キンという軽い耳鳴とともに、先日の記憶が頭を過ぎります。


(そうか、どうやらあのとき聞いたアレなのか・・・)
(私たちはよく分からぬままにこの、神々の座へいざなわれてしまったようだ・・・)



すると我々の様子を見ていたらしきモーグリの一人が声をかけてきました。


モーグリ「もうじき神々は全ての冒険者たちに神託を申し渡す。お前たちはそれを見届ける役目である」

モーグリ「さらにお前たちは大迷宮 the Dankai にぶち込まれる」

モーグリ「そこでは最高位の神がお待ちかねである」

モーグリ「大迷宮の内容は、のちの冒険者たちのために紹介してよい」

モーグリ「だが、言わずともわかっておるな?」


その、意外なほどにモーグリらしからぬ重々しい物言いに、怖じ気づいた私たちはなすすべもなくうなずくのでした。



**************

この看板の向こうへ入れました
*******


さて。

今回は、去る8月22日に行われた神託、つまり2周年記念14時間生放送の観覧にお呼ばれしたよ、というご報告の記事です。



まず、私が呼ばれた経緯を、見聞きしたことに想像も交えてまとめるとこんな具合かと思います。
細かくは呼ばれた方によって違うと思いますので、これはあくまで私の場合です。


さんぽブログを立ち上げ細々と運営
 ↓
イベント参加を通じブロガーさんやイベンターさん知り合ったり
ツイッターでのやりとりもするようになった
 
ブログを見てくれる徐々に増えてきた
 
相変わらずのんびりおさんぽしては記事を書き、たまにイベント参加してウソだらけ記事を書く

という日々を送っていた私。



一方、神々ことFF14スタッフ側から見ると下のような経緯があったようです。


「冒険者は楽しんでほしい楽しんでいるか知りたい」という思い
 ↓ 
冒険者主催イベントFF14スタッフ注目している
FF14関連のブログファンサイトスタッフ日常的に見ている
 
冒険者たち影響力のある情報発信冒険集めて2周年記念生放送会場観覧してもらおう
さらに吉田P冒険者たち座談会設けよう
 
対象は有名な冒険者ブロガーファンサイト管理者など
 ↓
いくつか イベントに参加していた変なブログもやっているからついでにコイツ呼んでるか
 
ツイッターアカウント連絡



そんなわけで、私から見れば「おさんぽしていたらスクエニ本社&吉田Pとの座談会にたどり着いた」とでも言うべき、オモシロイ状況でした。





びっくりだねー。



**************
生放送観覧 ◆


生放送の中身については放送そのものを見ていただければ良いので割愛するとして、
せっかくなので放送では見えないことを紹介しておきます。

たとえば、部屋の様子とか。


当日の放送現場をかんたんに表したのが下の図です。




放送をご覧になっていた方は、メイン放送とサブ放送の間に、妙な近さを感じたのではないでしょうか?

たとえば、メイン放送の中でサブ放送席の賑わいが聞こえたり、
サブの出演者へメイン放送の出演者から声が掛かったり・・・。




このときは社員食堂を片付けた広い部屋を使っていて、そこにメインとサブの放送席を作り、
それぞれの向かいにカメラやオペレータの機材が並んでいました。

そしてメインとサブの放送席の間は10m弱くらいしか離れていませんでした。

間を仕切る壁のようなものも一切ありません。
そういうわけで、二つの放送席の間でやりとりができる状況だったのです。


なお、コミュニティサイト関係者(私やサイト管理者など)の観覧席はメイン放送セットのわきに、
カメラの死角になるように設置されていました。




放送の前にはさすがの吉田Pも緊張していたようです。
いや、他のスタッフの緊張感を感じての発言だったかもしれませんが。



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私たちはスタッフから「映像や音声を邪魔しない限り何をしても良いです。無理なくだらっと自由に観てください」と言われていました。

観覧席にいるも良し、休憩エリアでひと休みしたりPCを開いて記事を書くも良し、
サブ放送席を観覧するも良し(こちらは立ち見)、ご用意いただいたお弁当を食べるも良し。


吉田P含む開発コアメンバーは、自身が出演していないときにも各放送席を眺めるために
ふらりと現場に現れるのですが、そのときにサインを求めたり話したりしても、
何らの躊躇もなく気さくに応じてくださいました。


放送の裏で、本当に頻繁に訪れては、放送に関係のないやりとりをしたり、
放送席に出演中のスタッフに外野からニヤニヤしたりして、ふらりと帰って行くのです。



放送の裏ではこんなやりとりもありました。
これはブログ「ヒマワリのタネ」のイシュさんと、FF14サウンドディレクターの祖堅正慶さんとの会話です。



またこんな裏話も。


自販機があろうがなかろうが、生放送中に出演者がビールを飲んでいたのでそう変わっていない気がしますが。


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◆ 吉田Pの案内で開発部門を見学するツアー ◆

「それでは座談会へ移動します」
「その前に、FF14の開発部門を吉田Pがご案内します」
「ここであったことは絶対に記録したり記事にしたりしないでください」

という前振りで始まった驚愕のツアー。


何人もの部外者を開発部門に入れるのは前代未聞だそうです。

たくさんの机が並ぶ部屋を吉田Pに連れられてぞろぞろと歩きました。
吉田P自身の部屋も見せていただきました。


ここで見聞きしたことは、記事に書いてはいけないことだらけです・・・

何しろアレがああなってとか、そんなえぇっまさか!なことだらけ。



が!

これだけはぜひ紹介したいのです!


冒険者をだいじにしようという、スタッフの思いを感じられた印象的な発見でした。



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吉田PとのFF14コミュニティ座談会 ◆


 the Dankai 、吉田Pとの座談会、コミュニティ座談会、いろんな呼び方ができそうです。


海外では、ファンサイト関係者とゲーム運営側が会うことがよくあるそうです。

開発者とユーザが二手に分かれて存在するよりも、手を取り合って連携し、
より良いものにしていこうという趣旨なのだろうと思います。


この座談会は、国内におけるそうしたコミュニケーションの先駆けとなりそうな催しですね。


(この画像は【第4回 FFXIV コミュニティ放送】から


ただ、吉田P自身には、また別の意図があったようです。

なんだか微笑ましい理由です。





楕円のテーブル吉田Pモルボルさん囲んで座る冒険者たち
「楕円卓の騎士」とかかっこいいかも、などと考えていました
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座談会では冒険者たちの今後の運命についての神的発言も相次ぐくらいなので、やっぱり完全非公開です。

うっかり情報を漏らしてしまいそう!でも大丈夫!
美味しい忘れ薬があるのでみんなすっかり忘れるようになっていました。


座談会で供されたパイッサ料理雑誌ファミ通からプレゼントとのこと
やはりパイッサといえば仰向けですよね
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それでもかろうじて覚えていて、紹介してもいいと言われた話のうちの一つがこれ。


みんな気になってたよね? ジュピー。
結論が出ましたね。
あれはジュピーだそうです。
エオルゼアの謎が一つ解けて、これでもう安心です。



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最後になりましたが、きっとここを見てくださっているであろう吉田さん、そしてスタッフのみなさま、
このたびはお招きくださいまして誠にありがとうございました。

FF1からほとんどのナンバリングシリーズをプレイしてきた私にとって、その全ての足どりを感じられるFF14は、
新しいのに懐かしい、毎日がお祭りのような、不思議な魅力に満ちた世界だと感じています。

夢中になって駈け回るうちに、素敵な風景だけでなく、何人もの大事な仲間たちにも出会えました。
日々の冒険がすべて私に貴重な経験になっています。

みなさまのご尽力で作り上げられてきたこの世界が、これからより暖かく賑やかなものになりますように祈っております。



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4 件のコメント:

  1. おおぉ!!

    これは凄い(´ω`)

    非公開の部分の話がかなり気になるなw
    みよさんいい経験でしたね♪

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    返信
    1. 貴重な経験ですよねー。ありがたいことです。
      非公開の部分はだいぶ省略しましたが、ほかのブロガーさんが詳しく記事にしたものがあります。
      私の次の記事にリンクしておきますので見つけてみてはいかがでしょうか。

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  2. オフ会わたしもいきたかったなぁwwww

    ブログで楽しませてもらいました!
    い、い、いきたかったなぁ(。> <。)(。> <。)

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    1. ちくわんさん、こんにちは。
      こういうコミュニティ活動(というのかな?)は、軌道に乗ったらまたやりたいそうです。
      そのときは別の人たちを呼んで・・・みたいな話もあったので、
      いつの日かちくわんさんもお声が掛かるかもしれませんよ。
      うっすら期待してお過ごしください。

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