2015年6月25日

雲霧街の悪夢



山岳と氷雪に覆われた城塞都市国家・イシュガルド。

互いに交流の盛んなリムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアの三国とは違って、
これら三国との間に大々的な貿易や国交を持たない状態を貫いていました。

三国と交流することでガレマール帝国から連合国と見なされて、ひとまとめに攻撃対象にされるのを恐れているためでした。


しかし、国内の諸問題の解決策としてひそかに期待をかけているところがあるらしく、
あまり表沙汰にしてくれてはいませんが、外からの冒険者を最近ようやく受け入れ始めました。



私も例に漏れず、この国の中をうろつくことを許されました。

なるべく早くここに馴染んでいこうと思った私は、暇を見つけてはイシュガルドの町を散策しています。






といってもその「表沙汰になっていない」せいか、それとも元からの国民性のためか、
イシュガルドの多くの人にとって私たち冒険者は煙たがられる存在のようです。



それを痛感したのが、町の下層にある雲霧街と呼ばれるエリアをおともだちと散策しているときのこと。


雲霧街は下層にあるために、雲の多い日には雲が霧のように街を覆ってしまうことから名付けられたそうです。

そういう湿り気の多い、つまりいわゆる貧民街です。



ここを歩いていて、子どもたちが雪合戦をして遊んでいるなあ、と思ったそのとき!

不意に彼らは私たちの方へ向き直って、一斉に雪玉を投げつけてくるではありませんか!


一緒に遊ぼうと声をかけたわけでもなく、もちろんバカにしたわけでもないのに、
身なりからヨソモノだと察したのか、剥き出しの敵意を向けられてしまいました。

これには驚き、そして悲しくなりました。







下層の住民たちは、この寒い国で、服もまともなものを着ていません。


暖かいウルダハにも貧民街はありますが、そことそう変わらない服装です。


ここでは、冷たい石畳に腰掛けてガタガタ震える人や、
「左腕の感覚がないよ!イヤだ!こわい!」と泣き叫ぶ人を見ました。



危険な状態だと言わざるをえません。


この国で何が起きているのでしょうか・・・



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